仏師

2014年5月25日(日)14時~

 

仏師 松原瑞雲先生 をお招きいたしまして、仏像についての講演を行って頂きました。

 

 先生は数々の賞を取られておりまして、当日は、その素晴らしい作品もお持ちいただきました。

 

一般的に、あまり仏師の方とお会いする機会がないように思いますが、当日ご観覧に来られた方々も同様で、仏師という言葉のイメージでいくと、御髭をたくわえられた、白髪の...というような方を想像されていたらしいのですが、好青年のイケメンの仏師が来られたのには、大変驚かれたようでした。

 

 

 

その先生が、どのように仏師になられたのか、という話を皮切りに、仏像の材質はどのような物があるのか、作る際の決まりごと、やすりは使用をするのか等、約一時間半の間色々な貴重なお話を頂戴致しました。

松原 瑞雲先生の作品

 

左から 

 

吉祥天 千手観音 毘沙門天 白衣観音 

 

手前  阿弥陀如来

一口に、木製の仏像といっても、主要な材質は楠木、檜、柘植(日本の仏師は使用しない)、屋久杉、白檀、沈香といったように、様々な種類があります。

 

 

それぞれ色、香り、固さも大きく違い、また木の幹や皮は使用できないので、一つの仏像を建立するのに、それよりも何倍も大きな木が必要になってくるそうです。

 

 

 

また仏様の台座の、蓮弁一つとっても、アールの違う蓮弁を5種類作り10枚ずつ、計五十枚貼って行くそうです(仏師によっては数が違う)。

 

 

 

そうすることによって、蓮華の華のふわっとした感じがでるそうです。

また特別な仏像で、秘仏とされている聖天さん(歓喜天)の仏像を建立される際は、様々な厳しい決まりごとがあってその厳しさにはとても驚きました。

 

古い仏像を修理する際は、足した部分の色身が合わなくなってしまうので、そのお堂に安置されている、同じように古い仏像の埃を採取して材料を混ぜ、色身を合わせるそうです。

 

他にもこのような貴重な話をたくさんお聞かせ頂きまして、本当にありがとうございました。

 

またご参加頂きました皆様にも感謝申し上げます。

 

またのご参加楽しみにしております。